2025年06月26日
インターンで国際情報工科自動車大学校へ行ってきた!

皆さんこんにちは。セキュリティコンサルティング部の福島です。
今回は、福島県郡山市にある学校のインターンに参加してきました!
インターンに参加するのが初めてだったため、今回レポートをしていきたいと思います!
メンバーは、採用戦略部から高橋さん、大野さん
セキュリティコンサルティング部からは、小幡さん、張替さん、福島の5人です。
今回訪れた学校は、国際情報工科自動車大学校というところです。
通称「WiZ」と呼ばれています。
郡山駅から徒歩数分で学校へ到着、留学生や、整備士の格好した学生さんたちが多くいらっしゃいました。
今回は授業の一環として開催したため、多くの学生さんたちが参加していただきました。
集まっていただいたのは、2年生、3年生の学生さんたちで約40名ほどいらっしゃいました。
教室に入った瞬間から、皆さん元気な印象でとても良い雰囲気でした。
既にグループに分かれて着席してくださっており、スムーズに講義へと移ることができました。
ここからは、インターンで行ってきた講義内容をご紹介したいと思います。
今回は、独立行政法人 情報処理推進機構 (IPA)が提供している「ABCSIRT」というインシデント対応を疑似体験できる演習を行ってきました。
講義を行う小幡さんと福島は実際にIPAで実際に業務を行っていたこともあり、教材としてはうってつけの内容となっておりました。
「ABCSIRT」の内容としては、会社のCSIRTメンバーとなり、1週間に発生するインシデントを1日の限られた時間(8h)の中で解決を目指していく演習内容となっております。
「ABCSIRT」には「状況カード」と「対策カード」といものがあります。
「状況カード」と「対策カード」の内容に関して一部紹介したいと思います。
状況カード:「不審なメールを開けてしまいました!」など
対策カード:「開封した不審メールの調査」、「メールセキュリティ製品の導入」など
状況カードには、本日発生してしまったインシデント内容が記載されており、
対策カードには、発生してしまったインシデントに対しての対策が記載されています。各曜日ごとに10種類ほど用意されています。
対策の内容によって要する時間設定されており、一日の業務時間(8h)に収めて必要な対策を選択していく必要があります。
実際の業務と同じように残業することもできます。
最大6h業務時間を伸ばすことも可能ですが、1週間の中で1度のみ残業することが可能となっております。
対策カードを確定したあと、カードをめくると、対策内容に応じてポイントが割り振られており獲得することができます。
また、対策に関しての解説も記載されています。
この際、選ばなかったカードの配点や解説も確認することができるため、次の日に活かしていくことができます。
この工程を月曜日から木曜日まで4回行い、金曜日に解説、振り返りを行いインシデント対応の理解を深めます。
最後に、これまでの獲得ポイントが一番高かったチームが勝利する講義内容となっております。
今回は、参加者が多く8チームの対抗戦となりました。
最初のうち学生さんたちは理解が難しく戸惑っていた印象で、
会話を進行する人も決まっていて探り探りで行っていましたが、
進行が進むに連れ、理解度が深まり会話に参加する学生さんたちが増えどんどんと賑やかになっていきました。
どんどんと学生さんたちの理解度が深まり、最初は、「何をすればいいのか」を考えている会話が聞こえていましたが、
「今するべきなのか」、「こんだけの時間を使うべきなのか」など別の視点から考えている会話が聞こえてくるように変わってきた印象がありました。
今回は、50分の2コマの授業時間で余裕をもって進行できましたが、
制限時間を設けて進行を行っているため、まだまだ話し足りない学生さんたちが居たように見受けられました。
小幡さんの軽快なトークも相まりスムーズに進行していき、最後のポイント発表ではものすごく盛り上がりました。
学生さんたちの感想を聞くことができ、楽しく参加していただいた印象を受け、大満足の結果となりました。
インターンの振り返り
今回初めてインターンの参加でドキドキでしたが、学生さんたちも、先生たちもとても優しい人たちでとても安心して参加することができました。
最後に、学生さんたちから楽しく参加できたという言葉が聞けて大変嬉しかったです。
先生たちともお話する機会もあり、今後につながるお話をすることもできました。
参加してくれた学生さんたちが、少しでもLCL興味を持ってくれていたら嬉しいです。
今後も、インターンに参加していくので、訪れた学校の学生さんがLCLに少しでも興味を持ってくれるように活動していきたいと思います。
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