2023年02月28日
職場見学にもエンターテイメント性を!
JSOCのツアーガイドに挑戦!
こんにちは、経営企画部のつくねです。
突然ですが皆さんJSOCはお好きですか?私は大好きで、特に冬場は手放せません。冗談です。
JSOCとはJapan Security Operation Centerの頭文字をとった名称で、ラックサイバーリンク(以下LCL)の親会社であるLACが所持する日本最大級のセキュリティ運用監視センターです。お客様の機器を24時間365日、休まず監視・分析するサービスを提供しており、LCLも様々な形で携わっています。
なんとこのJSOCには見学者用の通路があり、ガラス越しに中で実際に働いている様子を見ることができるんです。テレビをはじめメディアから取材を受けたときはもちろん、内定者や就活生にもお見せする機会を用意しています。見学時、設備やサービスの概要などを説明するガイドが大体つくのですが、この度なんとワタクシつくねが初めてこの大役を務めることとなりました。
その晴れ舞台(?)は2月7日(火)。LCLが今年度から始めた1dayインターンシップの2回目の開催日です。プログラムに職場見学ツアーとしてJSOCと本社が入居するビルの屋上にお連れするというものがあり、そこを担当したという訳です。
つくねにJSOC見学のガイドとしてのハウツーを叩き込んで教えてくださったのは管理部 部長の岩﨑さん。インターンシップや内定者の職場見学ツアー時には毎回ガイドを務めている、いわば「JSOC見学」と言えばこの方、という人です。
私は皆さまお察しの通り、引っ込み思案で人前に出ることがめっっっちゃくちゃに苦手なのでガイドをやるとなったときには、部長から指示のチャットが届いても見なかったことにしようかと思いました。(コラっ)岩﨑さんに「某夢の国でアルバイトをしていたつくねさんなら大丈夫」と励まされましたが、そうは言っても…という感じで若干ブルーだったのですが、この経緯先輩社員に話したところ「一子相伝だね」と言われて俄然やる気が出てきました。『一子相伝』とは、「自分の子供や弟子ひとりだけに、師匠が自分の奥義を教えること」を意味する四字熟語です。なんかかっこよくないですか?師匠ができることを同時に弟子になれることって普通に生きていて、なかなかないことですからね。
さて、岩﨑さんからJSOC見学で話すべきポイントを押さえたスライドが事前に送られ、「(話すことは)スライド一枚分だし、簡単でしょ」と言われていましたが、一枚とはいえぎっしりと情報が詰まっていたので、簡単でしょと言われても素直に頷けませんでした(笑)。でもやると決めたからには頑張ります。
これらの情報はもちろん覚える努力をしましたが、それはあくまで話すべき重要なポイント。すなわち、情報と単語の羅列です。どういう順序でどんな風に話したら見学者は興味を持ってくれるのだろうと、そこに頭を抱えていました。ただ読み上げるだけならガイドは要らないですからね。
そういう時にはやっぱり師匠って訳ですよ。今回私が担当する少し前に、岩﨑さんがガイドをする機会があったのでそこに同行し、説明の様子を見ながら学びました。いわゆる見取り稽古、というやつですね。
実際にJSOC見学の機会があり、その時のガイドで感動してほしいのであまり詳しく書けませんが、例えば話を引き付けるためにクイズを混ぜるとか、見学者の視線誘導とか、時間をたっぷり使うところとか色々とテクニックがありました。
実は私が岩崎さんのガイドに同行するのは3回目になります。ですが、いち見学者として説明を聞くのと、自分がガイドをやる予定で聞くのとでは全く見方(聞き方?)が変わってきます。脳みそのいつもと違うところを使っているような感覚で聞いていました。インプットだけでなく、アウトプットまで意識すると学習の定着率が上がるというのはこういうことなのかもしれません。
さて本番の出来はいかに?と言いますと。
反省点はいくつかあるものの、及第点はとれたんじゃないかな!と思いました。何度も練習しましたが、見学者がいるとさすがに緊張しますね。背中に変な汗が流れていたのは、移動の際にエレベーターのボタンを押し間違えるという凡ミスだけが原因ではないはず。でも、見学者がいるからこその手ごたえを感じました。驚いた表情や興味津々にあたりを見回す様はガイドする側としてとても楽しい時間でした。「これこれ~!」という感じで某夢の国でバイトしていた頃の気持ちを思い出しました。お見せできるもの、ご説明できる内容は当然限られているとはいえ、職場見学もやりようによってはエンターテインメントになるんですね。もっと良いガイドをして見学者に興味を持ってもらいたい、驚かせたいという気持ちが強くなりました。このブログを読んでいる皆さんも、何らかの機会に私のJSOC見学ツアーに参加してくれると嬉しいです!
ちなみに本番時、同行してくれた岩﨑師匠に評価を聞いてみると、「あそこでああして、ここでこうして、そこでそうすればという部分はあったけど、それ以外は良かったよ」とのことでした。それ以外は・・・だそうです👍
以上、弟子のつくねでした。
次回もお楽しみに!
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