2022年11月01日

アプリ開発ブートキャンプに参加 ~完成度の高さは女子大生ならではの柔軟な発想やチームワークが決め手だった!~

採用

こんにちは!
経営企画部のいくらです。

2022年7月29日に公開したブログ『 産学連携の団体「WUSIC」に協賛しました!』は
お読みいただけましたか? 「WUSIC(ウージック)」とは、高度情報化したSociety 5.0時代※1を牽引する女性リーダーの育成を目的とし、女性の活躍やアプリ開発を通じたICTリテラシ―の向上を産学連携して取り組む活動をしている団体です。詳しく知りたい方はブログ記事を読んでみてくださいね!

さて、8月19日から開催された「WUSIC」の活動の一環である「アプリ開発ブートキャンプ」に、今年から協賛企業となったラックサイバーリンク(LCL)もオブザーバーとして参加してきました!
こちらは名前の通り、モバイルアプリケーションの開発、それも「SDGsの課題を解決するスマートフォンアプリ」をテーマに提案・開発する企画体験型ワークショップです。
期間は2022年8月19日~9月1日までの約10日間の少し長丁場! 気合が入りますね。
今回はそのイベントの様子についてお話します。

協賛大学(東京女子大学、日本女子大学、津田塾大学、東京家政大学、大妻女子大学)から数人ずつ、合計24名が参加し、1チーム4名の計6チームに分かれて開発を行いました。
チームはIT経験の有無などは考慮せず、在籍する大学ごとに振り分けられました。ほぼ初対面のチームもある中で、学内やオンラインで集まるなど互いに助け合いながらよくコミュニケーションをとっていました!

<アプリ開発ブートキャンプ>

全体スケジュールは以下の通りです。

アプリ開発ブートキャンプ全体スケジュール

それぞれのプログラム内容をご紹介します。

Day1:アイデアソン

miroというオンラインホワイトボードアプリを用いて自由にアイデア出しからグループワークをチームで行い、最終的にはサービス案を一つにまとめて発表。

Day2:データフェーズ

株式会社セールスフォースが指揮をとったフェーズ。ここではアプリ開発におけるデータの使い方を学ぶ。

Day3,4,5:デザインフェーズ

アドビ株式会社によるフェーズでは「AdobeXD」を活用したアプリデザインを行いました。
サービス案のブラッシュアップをしながら、画面遷移を工夫して考え、UI(ユーザーインターフェース)をデザイン。

Day6,7,8:アプリ開発フェーズ

富士通クラウドテクノロジーズ株式会社のフェーズでは画面に映る外観などユーザーの目に触れる部分の開発を行う「フロントエンド」と、サーバの処理や保守・運用を行う「バックエンド」の開発を「Monaca」と「ニフクラ mobile backend」を用いて開発。
Day9:成果発表
各チームこれまでの成果をプレゼンテーション形式で発表。
7分間の決められた時間内で発表して最優秀賞を有識者(WUSIC協賛企業、各大学の先生方)の投票によって決定。

Day10:企業研究・交流会

就職活動セミナーと協賛企業による会社紹介が行われ、LCLも現場の女性エンジニアを迎えてLCLらしさをお伝えし、最後に参加学生とオンラインにて交流会を開催。

以上、濃密な10日間のプログラムを全チームが無事に完走しました!

<アプリ開発ブートキャンプ総括>

デザインセンス然り各チームとも全体のレベルが大変高く、短期間で作成したとは思えない完成度に大変驚きました!(正直、私は同じようなものはできないだろうな…と感心してばかりでした笑)
「SDGs」という大きなテーマに対してよく考え、ディスカッションを重ねたことでフードロス問題や教育、健康に焦点を当てて各々チームの特色がよく出ていたと思います。
(このイベント期間中だけでなくアプリケーションとして引き続きブラッシュアップしたらとても面白いと思いました!)

また、アプリ開発経験者の学生や未経験の学生も皆さんがとても楽しそうに、前向きに取り組まれていた姿が印象に残りました。
WUSICに協賛後、初めてイベントに参加させていただき、ITに関心のある学生さんと出会い皆さんの取り組み姿勢や頑張りに、私も良い刺激を受けることができました。
今後、LCLもワークショップの企画・運営側として学生の皆さんが成長する機会を一緒に作り上げたいと思います!

改めて、参加された学生の皆さんお疲れ様でした!

今回は以上となります。
WUSICの活動については今後も紹介していきますのでお楽しみに!

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